ウサギ年、あけましておめで
とうございます!!
ーコーディネーターの皆様へ、重要な情報が
記載されています!ー
1)リーフチェック1999は
順調に進
んでおり、世界の様々な地域では調査終了した所もあります。幾つかの地域では、リーフチェックは多様なレベルに渡って長期的なモニタリング・プログラムに
取り入れられました。私達は140の国や地域でのリーフチェックを見込んでいて、1999年は大きな成長が期待できます。国際サンゴ礁イニシアティブ
(ICRI)*は新たに、ベル
ナール・サルバ(Rernard
Salvat)氏の指揮下、GCRMN**/リーフチェックのための組織的な資金調達という素晴らしい仕事を修めました。次のICRI計画会議は、3月にパリで
開かれます。資金供給がより拡大すれば、より多くのグループを支援できるでしょう。
*ICRI
(International Coral Reef Initiative:国際サンゴ礁イニシアティブ
**GCRMN
(Global
Coral Reef Monitoring Network:世界サンゴ礁モニタリング
ネットワーク
ウェブサイト・アドレスが新しくなり
ましたので、あなたのブックマークを更新して下さい。
新ウェブサイト・アドレス:http://www.ReefCheck.org
このウェブサイトは1999年2月14日か
ら有効です。以前のウェブサイトも未だ有効ですが、段階的に抹消されます。私達はウェブサイトの改善に努めており、現在も数カ所変更中です。何か提案があ
りましたら、いつでも歓迎します。
ウェブサイト修正:修
正は1月から始
り、殆どは説明に関するものです。重大な変更として、長期モニタリングにおけるリーフチェックの活用方法が付け加えられるでしょう。もう一つの変更とし
て、リーフチェックは継続活動ですが、1999年の調査結果は私達の年次計画や記者会見に採用できる様に、提出期限が設けられます。変更内容は、What's
new?ページに掲載されます。
翻訳支援:私達の
ウェブサイトは、日本とドイツのコーディネーターの努力により、日本語/ドイツ語で見る事ができます。他国の言語、特にフランス語とスペイン語翻訳も必要です。もしあなたが、ホームページ
を訳していただければ助かります。翻訳ボランテアを御希望の方は御連絡くださ
い。
2)1997年調査結果出版
うれしい事に、1997年に行われた初めて
の世界的なサンゴ礁の調査結果が、海洋汚染速報*に掲載され、間もなく出版されます。リーフチェック活動にご協力いただいた皆様に、心から感謝します。
*Marine
Pallution Bulletin
3)GCRMNとリーフチェッ
クの協調
GCRMNとリーフチェックに関して幾分混
乱がありました
が、正式に連係して私達のコーディネーターネットワーク/トレーニング/調査で協調関係を重ねている事を了解下さい。しかし、様々な理由、とりわけ資金供
給や運営面から、それぞれが別組織のままで在る事が重要なのです。
GCRMNとリーフチェックは共に、
サンゴ礁の価値/
健康への脅威/その解決法について人々の認識を高めるという共通の目的を持ったプログラムです。GCRMNは国連機関や政府から資金調達し、主に政府機関
と仕事をしています。リーフチェックは大学に基点を置いた活動であり、非政府機関(NGO)との活動が主です。GCRMNが政府機関と直接協調しているの
に対し、リーフチェックは地域NGOに必要に応じて政府機関とつながりを持ってもらいたいと考えています。
調査法に起因する混乱があります。
GCRMNはリーフ
チェックより広範囲に渡るプログラムで、あらゆるタイプのモニタリングをサポートする様にできています。GCRMNはまた、リーフチェックよりもっと民主
的で、異なった目的に応じて様々な調査法をサポートすることが可能です。リーフチェックは、全国・地域・世界の比較性を確保する事が1つの目的である為、
基本的な調査法が1セット在るだけです。リーフチェック調査法は、2つの点で特に貴重である事をGCRMNは当初から認知していました。
- 先進国・発展途上国に拘わ
らず、新
しいグループ(科学者/研究者/NGO)にサンゴ礁のモニタリングを始めてもらう事。
- 地域ベースのグループ(非
科学者:
レジャーダイバー/旅行者/漁民)にサンゴ礁のモニタリングに加わってもらう事。
これらに基ずき、また世界的規模のリーフ
チェック/ネットワークが既
に稼動している事実から、GCRMN
STACは1998年、地域コミニュティベース/モニタリングのための主要なGCRMN調査としてリーフチェックを正式に認可しました。リーフチェック/
プログラムはGCRMNに寄与しているのです。したがって、上記の1)
2)を目的とする今後全てのGCRMNトレーニング/プログラムには、リーフチェック調査法が取り入れられます。分類学上、より詳しい調査法のトレーニン
グを必要とする、あるいは希望するグループには、GCRMNよりサポートされた上級トレーニングがイギリスその他の調査法*の一部を使用して行われます。
GCRMN/リーフチェックについて、より
詳しい説明を希望する方は、クライブ・ウィルキンソンかグレゴール・ホッジソンまで御連絡下さい。
*熱帯海洋資
源調査マニュアル:A
Survey Manual Marine Resources
4)特別モニタリング会議:NCRI*シンポ
ジウム1999年4月14日〜16日開催
特別セッション:GCRMNとRCコーディ
ネーターによるプレゼンテーションを含む特別モニタリング・セッションが、1999年4月14日〜16日、フォートローダーデールの新しい
国立サンゴ礁協会で開かれるサンゴ礁シンポジウムで持たれます。参加者の割り当て時間は現在全て埋まっていますが、モニタリングに興味をお持ちの方は、この半日セッションにぜひ出席して下さい。
*NCRI
(National Coral Reef Institute: 国際サンゴ礁研究所?)
会議:GCRMN/リーフチェック会
議が、4月14日(水)夜、定例プレゼンテーション後に、予定されています。カレンダーに印
を付けておいて下さい。
RCトレーニング:ベン・ハスケル(Ben
Haskell)氏/ビル・タイラー(Bill
Tyler)氏/アレックス・ストーン(Alex
Stone)氏が4月17日(土)、シンポジウム後のトレーニングセッションを1日計画しています。詳細は次回“Update”に記載します。
5)インドネシア:コアマップ
とバリ2000
大規模サンゴ礁管理プロジェクト/コアマッ
プは、インドネシアで始りました。コアマップが、地域社会ベース/モニタリング法の一つとしてリーフチェックを採用したのは、非常にうれしい事です。
次の国際サンゴ礁シンポジウムは、2000
年10月パリで開
催されます。このイベントの一環として、私達はシンポジウム開催に先立ち、インドネシア全土に渡ってリーフチェックを行います。皆さんがこのイベントに参
加すれば、それが非常に楽しく有益であることがわかるでしょう。その調査結果がシンポジウムで発表されます。
6)フィリピン:アメリカ国際
開発庁沿岸資源管理プロジェクト*
モニタリングと管理の大規模な幾つかのプロ
グラムが、リーフ
チェックの有効性を認め採用しました。そのプロジェクトの1つが、アメリカ国際開発庁沿岸資源管理プロジェクトで、セブに基点を置きフリッピン全土で実施
されています。このプロジェクト目的の1つは、全国的モニタリング計画を展開することです。アンドレ・ロス(Andre
Ross)氏、そしてキャサリン・コートニー(katherrine
Courtney)氏に、リーフチェックをモニタリングプログラムの一部に選んでくれたことに感謝致します。
*US
AID Coastal Resource Management Project
7)トレーニング
国連環境計画(UNEP)と日本が後援する
モニタリングトレーニングが3月中旬、ナ・トラン海洋学研究所*で行われます。Vo
Si
Tuan氏が、ミャンマー/カンボジア/中国/ベトナムから参加する科学者を対象にトレーニングを指揮します。トレーニングはリーフチェックに始まり、よ
り高度なGCRMN調査法へと続きます。AIMS科学者**もトレーニング・チームの一員になります。
*The
Nha Trang Institute of Oceanography
**AIMS
(Australia Institute Marine Science:オーストラリア海洋科学研究所
8)資金供給
見解:リーフチェックは基本的にはボラン
ティアに基づいてい
ますが、活動を賄う資金と財政援助が必要です。長期的には、自己資金供給メカニズムと同様、民間政府の共同資金からリーフチェック活動費を賄えることを期
待しています。(長期的な資金調達オプションに関するリサーチを行ってくれるMBA取得予定の学生を探しています)私達は、地域的及び世界的規模での財政
援助を積極的に勧誘しています。もしあなたが私達と共に、あなたの地域で財政援助を展開することに興味がおありでしたら、どうぞ御連絡ください。
受理助成金:総計
10万USドル以上の助成金が、CORALとマッカーサー基金(MacArthur
Foundation)から受理されました。この援助に対して感謝致します。
ICLARN:ICLARM*のジョン・マクナス(John
McManus)氏は最近、GCRMN/リーフチェックを含む、大規模サンゴ礁モニタリング管理プログラムの草分けであるICRANに対して承認された初
めての資金を受け取りました。これを軌道に乗せるのに尽力してくださったジョン氏に感謝致します。
*ICLARM
(International Center for Living Aquatic Resources
Management:国際海洋生物資源管理センター)
世界銀行:GCRMN/
リーフチェックは、全国的/地域的/世界的プログラムの多くの計画に関して、世界銀行と共に活動しています。
9)大平洋諸島
SPREP*:
南大平洋地域環境プログラムは、大平洋諸島に於けるトレーニングやモニタリングの共同開催に非常に有用です。SPREPは、過去数年間に渡って一連のト
レーニング・プログラムを行ってきました。私達は、SPREPと共に活動すること、作業やコーディネーターを分かち合えることを楽しみにしています。
ジェームズ・アストン(James
Aston)氏の見識ある助力に感謝致します。
*SPREP
(the South
Pacific Regional Environmental Program: 南大平洋地域環境プログラム)
PNG:ノーマン・クィン
(Norman
Quinn)氏は、PNGコーディネーターを進んで申し出て下さり、今後はUPNGやニューブリテンでのトレーニングプログラムを指揮することになるで
しょう。
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