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石垣島赤土監視ネットワーク
作成:2000年12月20日 更新:2015年01月01日
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2014年5月5日AM6:00〜8:00の3時間雨量169.5mmの豪 雨
登野城で1時 間94mm 土砂崩れや床上浸水 水かさ1m余に 真喜良護岸沿い  
八重山毎日2014年5月7日
石垣島・ 真喜良地区・地下水系調査と赤土流出対策に向けて.pdf
赤土等流出防 止対策基本計画 石垣市竹富町 3万 8859トン削減目指す 八重山毎日2013年9月4日

沖縄県赤土等流出防止対策基本計画(案)(PDF:5,033KB)
08年03月31日、宮良川河口、 赤土を被りながら生き抜いているサンゴ達の苦しみ、26画像集。 07年9月23日、竹富島北海域、 白化から回復したサンゴに降り積もった赤土起源シルト、26画像集。 08年2月13日、小雨程度の雨量も、うねりで堆積赤土が舞い上がる新川川河口、 クリック拡大
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08年2月6日前日20mm程度の雨量での赤土パノラマ 画像、赤瓦コテージ群はリゾートホテル、左後ろ西表島、右屋良部半島。クリック拡大。名蔵湾)
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日本のサンゴ礁

 日本の造礁サンゴ総面積中、八重山諸島海域の造礁サンゴ総面 積が約55%にも達する事が初めて示されました。
 環境省・日本サンゴ礁学会編「日本のサンゴ礁」より 3,675円(2004年6月発刊)  販売先情報

・非サンゴ礁海域造礁サンゴ総面積 1814.2ha
・サンゴ礁海域造礁サンゴ総面積  33531.1ha 国内合計総面積 35345.3ha
・沖縄県内造礁サンゴ総面積    28235.0ha 国内総面積/沖縄県総面積比 79.88%
・八重山列島造礁サンゴ総面積  約19350ha  沖縄県総面積/八重山列島総面積比 68.5%

                   国内総面積/八重山列島総面積 比  54.75%
陸が変われば海も変わる ー開発行為に伴うサンゴ礁環境の変化ー
    第142回沖縄問題研究会 長谷川均氏(国士舘大学教授)

自然の浄化作 用も限界
海や河川を赤土被害からまもろう
 
(1991)平成3年5月19日(沖縄タイムス) 漁業  莇 和義=投稿

 海や河川の持つ自然の浄化作用の仕組みは、驚くほど合理的かつ効率良く形 成されており、海や河川に生物の死がいや排泄物が混入しても、海岸や(イノー) 礁池の海底砂の中、あるいは川岸や川底砂の中で、流波や干満の潮流、波浪などによって絶え間なく酸素が供給されて、好気性消化細菌と呼ばれる多種に及ぶバ クテリアが、それぞれの役割分担を持って浄化作用を行っている。その作用とはタンパク質やアミノ酸などの有機物質が海や河川に混入すると、従属栄養細菌が 働いてアンモニアに変化させ、すると亜硝酸化成バクテリアが働き出しアンモニアを亜硝酸塩に分解、次いで硝酸化成バクテリアが亜硝酸塩を硝酸塩に分解、硝 酸塩は光合成細菌によって窒素に分解され、窒素は藻や海藻などが体内に吸収して酸素に換え放出する。この微生物連鎖により水中の生物にとって毒性のあるも のを随時分解し無毒なものに浄化し、水中生物を保護する役割を持っている。
  現在の沖縄は効率補助による開発第一主義によって河川はコンクリート化され、海岸は埋め立てによる護岸コンクリートと礁波ブロックに囲ま れ、好気性細菌 の生息場所が著しく減少し、自然の浄化作用も低下の一途にある。さらに開発行為と降雨による赤土流入は好気性微生物にとって致命的であり、水底での皮膜力 が高く通気性の少ない赤土が流入すると、好気性消化細菌の生息場所を覆ってしまう。そのため酸欠状態となり好気性消化細菌が死滅減少し、さらに酸欠状態が 続くと嫌気性バクテリアが発生、浄化作用によって分解された硝酸塩などを元の有害物質アンモニアに還元作用で戻してしまう。そして嫌気性バクテリアのもと では分解出来ない有機物質が蓄積されてくると、窒素やリンが大量発生して富栄養化が進行、植物性プランクトンの大量死亡発生を繰り返したい積ヘドロとなり 水底に蓄積され、サンゴ礁や魚類はもとより水中生物全体の生態系にまで悪影響を及ぼすことになる。
  他府県では海水の富栄養化が赤潮現象の要因ともいわれ防 止策を取っているところもあり、淡水ではアオコの大量発生につながり河口敷きではアンモニア臭を放つ。赤土などの直接被害は黙視できるが、間接被害は目に 見えないところで進行し、気ずいたときは手遅れのケースが多い。もちろん赤土だけでなく工場、畜舎排水や有機リン洗剤を含む家庭雑排水も大きな問題であ る。以前の海や川を取り戻すためには赤土汚染とともに広い範囲で 海や河川を守る認識を県民一人一人が持ち、開発行為においても積極的に自然との調和を図りながら、明確な汚染防止に向けまい進する事が今後はもっとも大切 なことである。その時にこそ赤土(海洋)汚染防止の効果的な改善策が生まれてくるのである。
故・吉嶺全二の肖像  吉嶺全二写真展
☆2005年4月24日 オニヒトデ8・8トンを駆除/伊良部漁協・八重干瀬など3カ所で大量捕獲 宮古毎日新聞より
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4月2日朝、夜半から朝にかけてわずか31mmの雨量結果。 新川川の河口を赤く染める様子 河口出口にはアオサギやシラサギが餌の魚を待っている。 北西風で赤土汚染の境界がくっきり、竹富島が見える。
☆2005年3月25日 財)日本生態系協会主 催 流域対策による赤土抑制シナリオの検討報告・意見交換会
☆2005年3月12日 農 薬や肥料「さんご礁に悪影響」/3氏が研究報告/国際シンポin石垣 八重山毎日新聞より
☆2005年3月11日 八重干瀬のサンゴ危機/オニヒトデが大量発生 宮古毎日新聞より
☆2005年1月14日  八重山毎日新聞 より
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