赤土流出防止で要望相次ぐ
市が農家から意見聴取
石垣市は、25日午後2時から大浜信泉記念館会議室で農家との「赤土流出防止に関する意見交換会」を開いた。今後の赤土流出防止対策
に農家の意見を反映させるのが目的。会には約20人の農家が参加。緩やかなこう配への土地改良の見直しや地区別懇談会の開催、グリーンベルトを設置した農
家への支援などさまざまな意見や要望を出した。
また、石垣市では市内の農家700人を対象に「赤土(耕土)流出防止対策」についてアンケートを計画。すでに用紙を郵送し、8月1日までに回収する。
市では、アンケート結果や今回の交換会で出された意見や要望などを踏まえ、8月にも県や国に対し、抜本的な赤土流出防止対策を求めることにしている。
この日の意見交換会では参加した農家間から▽酸性土壌でも育つマメ科の緑肥作物を見つけ出し、普及させてほしい▽緩傾斜への土地改良の見直しが必要▽ほ
場の傾斜に応じた営農や土地の交換が出来ないか▽パイン、サトウキビとも更新回数を減らせば赤土流出は減る。地力増進のため行政がたい肥投入などを出来な
いか▽ほ場から耕土が流れるのは農家も身を切られる思い。農家の自助努力も必要だが、行政もグリーンベルトを設置した農家の土地改良賦課金を免除するなど
思い切った対策が必要−などの意見が出された。
また行政に対し▽各地域ごとに赤土流出防止に向けた懇談会を開いてほしい▽詰まった排水溝を清掃してほしいーなどの要望も出された。
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石垣市との赤土流出防止に関する意見交換会に参加した市内の農家ら |
八重山地区
耕地利用率は97.8%
県内4地区でトップ
沖縄総合事務局農林水産部はこのほど県内の2000年度における農作物の作付け(栽培)延べ面積と耕地利用率を発表した。
八重山地区は、耕地面積8120ヘクタールに対し農作物の作付け(栽培)延べ面積は7940ヘクタール。耕地利用率は97.8%と県内4地区のなかで最
高の利用率となった。
そのうち田は耕地面積515ヘクタールに対し作付け延べ面積が706ヘクタール。2期作が行われていることで耕地利用率は137.1%となった。また、
畑は耕地面積7600ヘクタールに対し作付け延べ面積7240ヘクタールで耕地利用率は95.3%だった。
農作物の作付け状況は、サトウキビが3480ヘクタールで最も多く、次いで牧草などの飼肥料作物3290ヘクタール、稲の706ヘクタール、葉タバコ
241ヘクタール、野菜186ヘクタール、果樹172ヘクタール(うちパインアップル115ヘクタール)、花き30ヘクタールなどとなっている。
県全体では耕地面積41400ヘクタールのうち作付け延べ面積は37400ヘクタールで、耕地利用率は90.3%だった。田は135%、畑は89.1%
の利用率だった。
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