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石垣島周辺海域環境保全対策協 新川川河口と桜口などで 市長ら37人参加 防止対策に改めて決意 石垣島周辺海域環境保全対策協議会(瀬名波昇会長)は20日、石垣島近海で赤土による汚染状況を視察した。赤土の影響が少ない海域と 大きい海域を見比べた結果、サンゴなどの生育状況に大きな差があることが確認できた。新川川河口から500メートル以上離れた海域では水深3メートル以内 の浅瀬でも濁って底が見えず、赤土によって海藻やサンゴがダメージを受けていることがわかった。同行した大浜長照市長は視察後、「海を守るための赤土流出 防止対策を今こそ真剣にやっていきたい」と述べ、改めて防止対策への決意を示した。 河川から赤土が流出している状況はだれもが知っているが、その赤土が海中でどのような影響を及ぼしているかは見る機会が少なく、視察
には市、県の関係者、環境保護団体のメンバーら37人が参加。赤土監視ネットワークの佐伯信雄さんが説明役を務め、(株)トムソーヤーの半潜水艇でグラス
越しにサンゴなどの状況をみた。
■20日に行われた石垣島周辺海域環境保全対策協議 会の赤土汚染状況視察。石垣港近くでも良好な環境が保たれている一方で、新川川河口域は水深3メートルほどで海底がみえず、サンゴや海藻の生育に悪影響を 与えていることが確認された。視察に同行した大浜長照市長は「健全なサンゴもあり、海を守るために防止対策を真剣にやっていく」と赤土汚染の実態を前にし て防止対策への取り組みに決意新た。
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