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市観光協会 団体網らし協議会結成 国に抜本策を要請 シンポも開催 「大事な自然環境、次世代に」
赤土流出汚染問題で石垣市観光協会は、民間の団体、個人を幅広く網らして国などに防止対策を求める市民運動体を組織化することになっ た。19日の理事会で承認された。同協会が中心となって市民に呼びかけ、大規模な市民参加型運動を展開していく考えだ。2月に発起人会を立ち上げ後、早い 段階で「石垣島赤土防止回復協議会」(仮称)を設立する予定。赤土問題ではかつてない市民運動が、国から抜本的な防止対策を引き出せるかどうか注目され る。 市民運動を展開しようという背景には、赤土問題がこれまで何度となく指摘されているのに一向に好転がない上、現状維持さえ厳しい深刻
な状況がある。また、新石垣空港建設で最大の課題となる環境問題について市民による保全行動を起こす狙いもある。
■赤土流出防止に向け、石垣市観光協会が中心となっ て幅広く市民に呼びかけ、運動体を組織していくことになった。19日の理事会で承認され、早くて2月中にも組織化されそうだ。民間による組織で、行政機関 は除く。赤土問題は県の対策事業が導入されているが、規模が小さく現状は変わってない。このため、国の大規模で抜本的な対策事業導入を最大の狙いとする。 これまでにない市民の取り組みで、大きく注目を集めそう。
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