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対策待ったなし 近く官民で国、県に要請へ 海の赤土汚染が深刻化する中、4日以降の降雨でも農地などから赤土が河川を通じて流れ出している。7日も午前中までの降雨で、雨量は少なかったものの新 川川、宮良川、轟川、吹通川などの河口から赤土が周辺海域に広がっているのが確認できた。石垣市では赤土問題を今年の重要テーマと位置づけており、大浜長 照市長は今年から市民運動として取り組む考えを明言。民間サイドでも調査を実施したり要請をしたりするなど赤土流出防止対策への気運が高まっている。 7日の石垣島地方は前線の影響でぐずついた天気となり、降り始めから午後2時現在多いところでは石垣で41ミリを観測。新川川は午前
中、排水路から赤土がしぶきを上げて流れ込み、河口付近では赤く染まった雨水が波打っていた。
■石垣島地方は7日もくずついた天気となり、多いと ころで41ミリの雨が降った。このくらいの雨でも、石垣島の河川からは大量の赤土が流れる。午前中の新川川からは赤土の混じった雨水が濁流となって流れ出 ていた。小手先の対策事業ではもう止められず、大規模な事業が必要。大浜長照市長は国営事業を導入するため今年中に市民運動を展開すると明言、その実行力 が期待される。
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